空き巣はどこをチェックしているのか

2017年の年明け早々、千葉で大きな空き巣被害が発生しました。
2億円以上とも言われる被害だったため、全国ニュースにもなりました。
その周辺でも空き巣被害が発生していたことから、複数犯が集団で空き巣を繰り返していると言われています。
空き巣が侵入する時は、必ず下見を行ってから侵入すると言われています。
一度侵入したことがある家は、そのままだとまた侵入されることが多いそうですから、その周辺の方がおちおち自宅でゆっくりも出来ない気分なのではないでしょうか。
それでは、空き巣は住宅のどこをチェックしているのでしょうか。
空き巣が侵入の目星をつけるのは、人目につきにくいところ、侵入に時間がかからないところ、逃げ道のあるところだと言われています。
それならば、その逆の対策すれば侵入されなくなるのではないでしょうか。

狙われないために

まず、人目につくようにすることが大切です。
植え込みなどを取り払い、ゴミなどを整理し見通しを良くすることです。
近づくものを明るく照らす人感センサーなども有効でしょう。
不用意に窓やドアを開けようとした時、大きな警報音がなるのも効果的です。
そして、何より侵入に時間がかかると思わせることが大切です。
空き巣は侵入に時間がかかることを嫌がりますから、ワンドアツーロックなど鍵を増やすだけでも狙われにくくなります。
玄関だけでなく、窓にも補助錠をするなど対策をしましょう。

CPマーク

基本的に、世の中に開かない鍵や割れないガラスはありません。
時間をかければどのような鍵も開けることができますし、ガラスを破ることができます。
空き巣は、時間がかかることを恐れますから、5分以上開錠に時間がかかれば被害を防ぐことが可能です。
開錠に時間がかかる鍵やガラスには、CPマークがついています。
このマークは、官民合同会議の試験にパスした防犯性能の高い製品につけられるマークです。
鍵業者に依頼すれば、CPマークのついた製品を教えてくれます。
千葉で安心して暮らすために、侵入に5分以上かかる家を目指しましょう。